MRI

画像診断装置・MRI

MRIMRIとは磁石の力で画像を撮影する装置です。 X線CTと違って被曝はまったくなく安全です。 撮影中は「コン、コン、コン、コン・・・」と大きな音が続きます。 撮影時間は部位によって変わりますが、約30分程度かかります。 MRIは頭部領域や整形外科領域で特に有効な検査です。 頭部領域では、脳梗塞、脳腫瘍、脳動脈瘤などを発見することができます。 また、何の症状もない小さな脳梗塞(いわゆる無症候性脳梗塞)なども分かりますので、その後の生活習慣の改善に役立ちます。 整形外科領域では、脊椎の推間板ヘルニアや脊柱管狭搾症などの診断に役立ちます。 上肢のしびれや下肢のしびれなどの症状は脊椎の神経が圧迫されて起こっている可能性があります。 その他にも、四肢関節、子宮・卵巣や前立腺、肝臓や膵臓などの腹部の検査も行うことができます。

当院のMRI装置は、オープンタイプです。開放感があり、撮像音も静かですので安心して検査を受けることができます。当院のMRI装置は 日立 オープン型MRI装置「APERTO Lucent」オープン特有の撮像空間の開放感や撮影時に発生する撮像音が原理上小さいなど、患者様が安心して検査を受けられることをコンセプトとした装置です。 また高度シーケンスや画質向上など、近年高まるばかりの要望にもお答えできるような最新のGradient SystemやソフトウェアによりオープンMRI最高クラスの傾斜磁場強度を実現しています。 頭部、脊椎系の撮影はもちろんのこと、四肢関節、骨盤腔内臓器、腹部などの撮影にも威力を発揮します。



マルチスライスCT

画像診断装置・日立製64列128スライスCT

64列128スライスCT64枚同時に撮影できるマルチスライス検出器を搭載。
広い範囲を短時間で撮影し胸部320mm4.5秒、胸腹部570mm7.5秒の高速で撮影できます。
これにより患者さんの呼吸止めの負担や、検査中に姿勢を保つのが困難な患者さんの負担が軽減されます。
先進のノイズ低減技術を搭載し、必要最小限の被ばく線量と画像ノイズ等の低減による高画質化を同時に実現しており、患者さんに優しい撮影が行えます。
最小スライス厚0.625mmの高精細な画像が得られ、これまでのCTでは難しかった微小な病変の確認ができます。また3次元立体画像表示により、病変の形態や複雑な血管走行等が把握できます。


一般X線撮影装置

画像診断装置・一般X線撮影装置・CRデジタル

一般X線撮影装置・CRデジタル一般X線撮影は、写真撮影目的や撮影部位に応じて、スタンドの撮影台に立って撮影、スタンドの撮影台前に座って撮影、テーブルの撮影台に仰向けに横に寝て撮影を行います。 コンストラクト処理の使用により、X線撮影画像は診断能を向上した状態になります。 直に診察室の電子カルテのモニターにて迅速診断実施。


超音波診断装置

画像診断装置・超音波診断装置

超音波装置(エコー)arietta65超音波装置はリラックスしながら安心して受けられます。
当院では最新の超音波診断装置を設置しており、 ハイレベルな機能が搭載された装置の画像により、短時間ながら高精度の診断が可能です。 カラードプラー超音波でも体内臓器の形態をモニターに表示することができ、腹部消化器系疾患、乳腺・甲状腺の疾患および循環器系疾患を速やかに診断します。



上部消化管内視鏡

画像診断装置・上部消化管内視鏡

上部消化管内視鏡   (レーザー内視鏡)【経口】 経口内視鏡は、経鼻内視鏡と比較して、観察能力(視野角が広いなど)に優れています。 治療・処置を必要とする場合は、経口内視鏡が適用されます。 【経鼻】 口から内視鏡を入れる場合は、多少なりとも咽頭反射が起こります。 ところが、鼻から入れる場合は舌の根元に触れないので、ほとんど吐き気をもよおすことなく検査することができます。 鼻からの場合は口がフリーなので、検査をしている医師と「痛くありませんか?」「はい、大丈夫です」というやりとりができ検査できます。 経口より検査時間が長くなり、実施日は限られます。鼻からの検査の場合、心拍数はわずかに上がりますが、血圧の上昇はなく、酸素濃度も下がりません。 ですから心臓に負担をかけることがなく、酸素不足になる危険性も少ないのです。 鼻からの内視鏡検査の場合、鼻腔(びくう)への局部麻酔を行いますが、麻酔から覚めるのも早く、ほどなく日常生活へ復帰できます。 通常の口からの場合、1~2時間は食事をできませんが、鼻からの検査の場合は検査終了後30分~60分で、水を飲んだり食事をすることができます。 原則、注射を行わないので、麻酔が覚めて体の状態がもどれば運転もすぐにできます。